肩甲挙筋 |
首の後ろから肩にかけての筋肉で主に肩の上げ下げで働きます。第一頸椎と肩甲骨の内角に付着しています。ショルダーバッグなどを肩にかけたり、電話機を肩でホールドしたりする際などにこの部位が収縮するため、負担になります。デスクワークの方や車の運転が多い方も酷使しがちな傾向があるようです。 |
上後鋸筋 |
上記の肩甲挙筋の後方にある深層筋。頸椎、胸椎と肋骨に付着しています。肋骨を持ち上げて、呼吸を助ける働きがあります。 |
胸鎖乳突筋 |
首の側面を斜めに走る筋肉。胸骨と鎖骨から起始して側頭骨の乳様突起で停止しています。首を曲げたり回したりする際に使われます。 |
上頭斜筋 |
後頭部深層。軸椎と後頭骨の間を繋いでいます。頭部の後屈、側屈、回旋で働きます。 |
脊柱起立筋群 |
頭蓋骨の付け根から仙骨にかけて背骨に沿って走る筋肉。上体の前後屈、側屈、捻じりの動きなどで働きます。 |
棘下筋 |
肩甲骨上の肩甲棘という出っ張りの下に位置します。腕を上げ下げする際に主力として働きます。パソコン作業などで酷使しがちな部位でもあります。 |
腰方形筋 |
あばらと腸骨を繋ぐ腰部の筋肉で前かがみになる時などに上体の重みを支えます。 |
梨状筋 |
臀部にある深層筋で仙骨と大腿骨を繋いでいます。長時間の車の運転や座り仕事などで硬化しやすい部位。 |
大腿二頭筋 |
太もも後面のハムストリングスの一部。ハムストリングスはランニング筋とも呼ばれ、よく短距離走をする方は発達している傾向があります。膝の曲げ伸ばしや股関節の伸展、外旋等で使われます。 |
大腿四頭筋 |
大腿部前面にある靭帯最大の筋肉。内側広筋、大腿直筋、中間広筋、外側広筋の4頭から形成されます。立ち上がる動きや蹴るような動きなどで主に使われます。あらゆるスポーツ、特に跳躍系の種目では最重要視される筋肉の一つです。 |
腓腹筋 |
ふくらはぎの隆起を形成する浅層の筋肉。大腿骨に付着していて腓腹筋の腱とヒラメ筋の腱が合流し、アキレス腱になります。主に踵の上げ下げや歩く時に足で地面を後方に蹴り出す動き等で使われます。 |
ヒラメ筋 |
上記の腓腹筋の下層に位置する扁平な筋肉。立ち仕事や、競歩、マラソン等をされる方は張りやすい部位。 |
前脛骨筋 |
脛骨の前面を斜めに走る筋肉。主に足の背屈、回旋等で使われ、立ち姿勢の保持でも酷使しがちな部位でもあります。 |