
上半身のマッサージ
俯せのマッサージ(上半身)
揉捏により筋肉をほぐした後、経穴を押圧致します。
お好みに合わせて力加減を調節しますのでマッサージ圧のご要望等ございましたらご遠慮なく仰ってください。
俯せの状態から施術を始め、横向き、仰向け、座った状態へと移行していきます。
俯せで施術する主な部位
| 後頚部 |
| 頭板状筋や斜角筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群等を揉捏した後、風池、完骨等の胆経の経穴を母指にて押圧致します。俯き姿勢が多い方やパソコン・スマホをよく使われる方には重点的にこの部位をマッサージ致します。 |
| 肩上部 |
| 俯き姿勢の負担がかかりやすい上後鋸筋や肩の上げ下げで使う肩甲挙筋等を揉捏した後、肩周辺の経穴を母指にて押圧します。 |
| 上肢 |
| 上腕二頭筋、三角筋、上腕三頭筋などの上腕の筋肉及び腕橈骨筋、浅指屈筋といった前腕の筋肉や手の甲などを揉捏で緩め、三焦経や大腸経のツボを母指で押圧します。 |
| 上背部 |
| 胸腸肋筋、僧帽筋、菱形筋等を揉捏した後、背部兪穴をツボ押し致します。長時間パソコンに向かうことが多い方や前かがみになりやすい方は緊張しがちな部位。 |
| ローテーターカフ(回旋筋腱板) |
| ローテーターカフとは小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋等の肩甲骨周りの筋肉群を指します。これらの筋肉は腕の上げ下げで連動して働くため、デスクワークや車の運転などで負担がかかりやすい部位。腕を前に出す際には補助的に働く前鋸筋や三角筋などとも連動します。ローテーターカフの筋肉を一つずつ解説していきます。まずは肩甲骨の真上に位置している棘上筋です。この筋肉は肩峰の下をすり抜けるように通り、腕の外転に働きます。可動域としては気を付けの姿勢で腕を真っ直ぐ下ろしている状態から30度ぐらいになります。次に肩甲棘の真下に位置する棘下筋です。これは小円筋や三角筋の後面筋繊維と連動して肩関節を外旋させます。次に肩甲下筋です。これは肩甲骨の真裏にある平べったい筋肉で腕の内旋に携わってます。すぐ隣にある前鋸筋や大胸筋と連動します。 |
| 後頭部 |
| 後頭部の施術は小後頭直筋の揉捏から始めます。この筋肉は環椎と後頭骨を繋いでいて頭を後方に引いて真っ直ぐに保持する役割があります。次いで大後頭直筋を母指にて揉みほぐします。この部位は軸椎(棘突起)から起こり後頭骨に停止しています。スマホやパソコンを見下ろすことが多い方などはここが収縮している傾向があります。次いで脳空や玉枕等のツボを母指にて圧迫した後、上頭斜筋を揉捏します。 |
| 腰部・臀部 |
| 姿勢の保持に携わる脊柱起立筋群や前傾を支える腰方形筋、股関節の外転や内旋に関わる中殿筋、梨状筋等を揉みほぐし、浪越圧点、小野寺臀点などを母指にて押圧いたします。 |
| 下肢 |
| 大腿後面のハムストリングスや腸脛靭帯、ふくらはぎの腓腹筋、ヒラメ筋等の筋肉を揉みほぐし膝窩や足裏も併せてマッサージ致します。下肢の後面や外くるぶし周囲には膀胱経(体の後ろ側全体を通る経絡)のツボが多数点在します。 |
肩甲挙筋のマッサージ
肩甲挙筋は首上部の横側から始まり、肩を通って背中の上部まで繋がっています。肩を上げたり、腕を動かすための筋肉の一つです。肩甲挙筋は、肩甲骨を引き上げる筋肉で、首や肩の姿勢の維持にも関係しています。
頸椎に付着していますのでパソコンを見下ろしたり、読書をしたり、スマートフォンを見ていることが多い方は頭の重さを支えるための負担もかかってきます。
この筋肉は左右のどちらか片側だけが収縮すると肩を上げたり、肩甲骨を下方回旋させたり、頭頸部を側屈や回旋させる動作になります。左右両側の筋肉が一緒に収縮すると頭頸部を伸展させる(顔を上に向ける)動作になります。
ほぐし方はまず肩甲挙筋の外縁に軽めの母指圧をかけ、内側方向へ捏ねるようにしてマッサージしていきます。次に肩甲挙筋の内縁に母指圧をかけ、外側方向へ捏ねていき、次いで内側から外側、外側から内側へと反復するように揉捏していきます。
僧帽筋のマッサージ
僧帽筋は首の後ろや肩、背中の表層を覆っている菱形の分厚い筋肉で肩を上げる動作や肩甲骨を背骨側に寄せる動作、腕を上げる動作などに携わっています。後頭骨や脊柱から始まり、鎖骨や肩峰などの肩甲帯に向かって走行しています。
肩や上背部をほぐす際には先ず最初にアプローチしたいパーツになります。僧帽筋は首・肩・背中の表層を広く覆う筋肉です。施術では、周囲の筋肉との位置関係や体の状態を確認しながら、圧の強さや当て方を調整します。
施術は上部線維のマッサージから始めます。起始部である後頭骨の左右中央にできる隆起(外後頭隆起)のすぐ下の部分に母指圧をかけ肩に向かって走行する筋繊維を横断するように垂直に捏ねていきます。親指を少しずつ停止部の方向へずらしながら揉みほぐしていきます。
中部・後部線維は背骨から肩甲骨の内縁にかけて分布しているので胸椎の外側部分を上から下にかけて手根部でゆっくりとストリッピングをかけていき、上部線維と同様に起始部から停止部まで横断方向に揉捏していきます。
菱形筋のマッサージ
菱形筋は背中の中央と肩甲骨の内縁を繋いでいて肩甲骨を背骨方向へ引く筋肉です。外側へ流されていく肩甲骨をニュートラルの位置に留めておく役割も担っています。肩甲骨が外方へ流れていく動きのことを外転といいます。背中が丸まったり、肩が内巻いている姿勢は正に肩甲骨が外転方向へ動かされていく姿勢です。その姿勢に抗う形で肩甲骨を背骨側に引き寄せておくのが菱形筋の役割です。また、僅かに肩甲骨を挙上する動作にも関わっています。
肩甲骨まわりの施術では、菱形筋を含む周辺の筋肉に着目し、肩甲骨の動きやお体の状態に合わせてアプローチします。肩甲骨を外転しつつ内縁部分を浮かせる手法です。
施術は俯せのお客様の手を後ろに回した結帯姿位で行います。その状態からお客様の肘を浮かせることで肩甲骨を内転させ、菱形筋を短縮位としておきます。そこから施術者は前腕部を回外するように使って肩甲骨内縁の付着部分を揉みほぐしていきます。
腰方形筋の指圧マッサージ
腰方形筋は腰の奥にある筋肉で肋骨と腸骨をつないでいて、腰椎の横突起にも付着しています。腰方形筋は、腰まわりの姿勢保持や体を横に傾ける動作に関わる筋肉です。施術では、腰まわりの状態を確認しながら、無理のない範囲で圧の強さを調整します。
腰方形筋は脊柱起立筋の深層に位置するため真後ろからのアクセスが難しく、斜め外側や外側方向からのアプローチが定石です。
施術は俯せのお客様に対して側方からアプローチします。腸骨稜と肋骨のちょうど真ん中辺りに親指の指腹をあてがい、指圧する圧の方向を上位腰椎に向けて押圧していきます。次に親指の位置は動かさずに圧の方向を腰椎に向けて指圧していきます。そして最後に同じポイントから下位腰椎に向けて押圧していきます。
このように腰椎から外側に外れたポイントから圧の方向を変えるだけで上部、中部、下部の腰方形筋を揉みほぐしていきます。
大腿二頭筋マッサージ
大腿二頭筋は外側ハムストリングスとも呼ばれるもも裏の筋肉で長頭、短頭の二頭から構成されています。膝を曲げたり、脚を後ろに引いたり、走行時やジャンプした際の着地動作などに関与していきます。
マッサージは俯せの状態で行います。まずは起始部である坐骨結節に付着する筋腱移行部を拇指で横断するように捏ねていきます。大腿二頭筋の起始部付近には、仙結節靭帯など隣接する組織があります。この部分の位置関係を踏まえながら、周辺の筋肉にアプローチしていきます。
次にもも裏の中央、外側ハムストリングスと内側ハムストリングスの走行の分かれ目部分の大腿二頭筋を外側方向へ揉みほぐしていきます。外側方向へ揉捏しながら停止部の膝下まで緩めていきます。
次に膝裏外側の筋腱部分を四指で押さえ、もう片方の手で足首を持って下腿を内旋させていきます。同時にお客様には膝を伸ばしていただき、自動運動を加えながらマッサージしていきます。
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このページでは上半身、臀部及び下肢後面の施術を部位別にご紹介しています。当店はJR東海道線、小田急江ノ島線藤沢駅南口から徒歩2分です。

