【2024年更新】仰臥位のほぐし・マッサージ

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0466-28-5086
施術内容

仰向けのマッサージ

施術内容一覧

仰向け2

腕のマッサージ

三角筋の施術
三角筋は肩を覆っている表層筋で上肢で最も体積が大きい筋肉です。肩関節の外転や屈曲、内旋、外旋などの動作に関わっています。起始部から停止部までを前部・中部・後部と3区分して(3つのラインに分けて)親指以外の4本指を使って圧をかけながら揉捏していきます。この筋肉上には肩ぐうや臀臑、臑会といった経穴がありますのでそれらのツボも併せて押圧致します。パソコン作業や車の運転などで長時間手を前に出した状態を強いられることが多いとこの筋肉の前部繊維が硬直してきます。この部位が縮んだ状態で固まってしまうと肩関節が内旋(内側にねじれた状態)され巻き肩のようになることもあります。
上腕三頭筋の施術
上腕三頭筋は上腕後面にある強大な筋で、長頭、内側頭、外側頭の3頭から構成されています。長頭は肩甲骨の関節窩結節から起っていて肩関節の動きに関わっています。内側頭と外側頭は上腕骨から起始しているため肘の動きに関わります。三頭とも尺骨の肘頭(肘の尖った部分)に向かって走っています。上腕三頭筋の萎縮する部位は人によってまちまちです。この筋肉は主に肘を伸ばす動きに関わっていますが、長頭に限っては腕を後ろに引く動き関わるので習慣的に懸垂運動や水泳をする方などは長頭が短縮しやすい傾向があります。上腕三頭筋の施術はそれぞれの起始部から停止部にかけて母指に圧をかけながら按摩の要領で左右に捏ねるようにして筋繊維の緊張を緩めた後、母指でお全体的に押圧していきます。上腕三頭筋をマッサージすることで橈骨神経や腋窩神経を介して前腕や肩甲骨周りにもアプローチすることができます。
上腕二頭筋の施術
上腕二頭筋は肘関節を屈曲した際によく浮き出る力こぶに当たる筋肉のことです。 肘と肩の二つの関節を越えてついている二関節筋であり、肘を曲げる動作や手の平を返す動き、腕を前から上げる動きなどに関わります。 この筋肉は二頭筋と呼ばれるだけあって短頭と長頭の二頭に分かれて走っています。短頭は肩甲骨の烏口突起(鎖骨の下にある突起)、長頭は関節上結節から起始していて力こぶの筋腹を経て橈骨粗面に停止し、一部は二頭筋腱膜に融合していきます。上腕二頭筋のマッサージは腕の内側から手掌圧をかけようとしても反対側に逃げてしまい圧をかけることができないのでお客様の手のひらを上に向けた状態で真上から垂直に手掌圧をかけたり、親指を使って押圧します。揉み方は手のひらが上を向くように手首を固定しながら手掌圧、または併せ母指圧をかけていきます。この筋肉は停止部が前腕まで伸びているので肘を少し超えた橈骨の付着部まで圧をかけていきます。
腕橈骨筋の施術
腕橈骨筋は上腕骨下部外側縁から起こり、外前方に向って走行して橈骨茎状突起に停止します。肘を曲げたり手の平を上下に向ける動作に関る筋肉で、コップを持って飲み物を口に運ぶ動きやハンマーで釘を打ったり、荷物を持ち上げるために手を握る時などに使われます。腕橈骨筋の施術は母指や四指を使って内側の筋繊維を外側に向けて揉捏したり、左右に揺するようにして緩ませて行きます。この筋肉上には手三里、上廉等の大腸経の経穴が点在していますので、それらも併せてツボ押ししていきます。
烏口腕筋の施術
上腕の筋肉で烏口突起から起始して上腕骨の内側前面中部に停止する筋肉で肩関節の屈曲や内転に携わっています。この筋肉の緊張によって結帯動作などの可動域が制限されることがよくあります。また、ローテーターカフや三角筋が過緊張状態になると烏口腕筋の負荷量が増加します。この筋肉には筋皮神経が貫通していて肘の上部あたりで上腕外側皮神経となり、前腕外側の皮膚の知覚を支配していますので、烏口腕筋の緊張により、前腕外側の痛みや脱力感などがみられることがあります。烏口腕筋の施術は起始部から停止部にかけての揉捏と押圧によるマッサージに加えて、結帯動作時の伸張動作などによって緊張をほぐしていきます。

小胸筋のマッサージ

小胸筋は大胸筋の外側にあるインナーマッスルで第三~第五肋骨から始まり、肩甲骨の烏口突起までを繋ぐ筋肉です。肩甲骨の下制や下方回旋、外転させる動作に携わっています。また、胸郭を引き上げて息を吸うのを補助しています。

この筋肉は全身の筋肉の中でも硬くなりやすい筋肉の一つといわれていますが、パソコン作業など手を前に出し続けていることでの負担や背中が丸まることでの萎縮が主な原因と考えられます。

小胸筋が短縮委となると肩甲骨が外側へと引っ張られるため、上背部の筋肉が伸ばされ頭が前に出た姿勢になりやすく、肩や首にまで負担をかけることになってしまいます。なので正しい姿勢の維持や肩甲骨の安定のためにもこの筋肉の柔軟性が必要となります。

小胸筋の施術は起始部周辺の鎖骨下外側から停止部付近の肋間部にかけての押圧と共に筋繊維に対して垂直にもみほぐす揉捏法を用いてマッサージしていきます。


【2024年更新】仰臥位での施術内容を筋肉の説明などを交え、ご紹介しています。当店はJR東海道線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄の3路線が行き交う藤沢駅から歩いて2分。アクセスも楽々です。TEL.0466-28-5086

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